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紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

黒づくめのお仕事

着付け

おはようございます 紅です

読んでくださる皆様、ありがとうございます。

 

今日はお天気が良さそう。

日曜日です。

 

結婚式場の仕事は朝が早いです。

電車で1時間かかる現場に6時集合とか・・・

 

今日のようなユックリの出勤は調子狂っちゃいます。

繁忙期にはまだ間があるので仕事の量が少ないためでしょう。

 

業界の体質に迎合しないためにあんまり仕事は受けません。

仕事上のお付き合いもあってたまにお引き受けすることがあります。

 

というのは、自分への建前で本当は仕事が回らないくらいの忙しい時でないとお声がかかりません。人件費削減のためです。(オーナーから疎んじられているのかもしれません)

 

土日祝日と予定を空けて待っていても「連絡なし」

予定外に忙しくなった時にやっと声がかかる2軍扱いっていうことなんですね。

働いているのはもっぱら60〜70代のお姉さまたちです。

 

不安定な仕事にむかついていた時に、腕を痛めたこともあり「休業宣言」をしました。

もうだいぶ前のことです。

 

それ以来、音沙汰なし。

 

最近事務の方が入れ替わり連絡が来るようになりました。

「連絡先に名前が載っている」から連絡してくるだけなのでしょう。

木曜の晩に

「土曜日入れますか〜?」

二日前に連絡が来るということはあてがなくて困っているんだ。

「困った時だけの連絡」に内心失礼な話だと思いながら、事務の方は悪気がないのはわかっているので予定がなければ仕事に入ります。

現場に行っておくことは感覚を鈍らせないためにも大切なことです。

自分にそんな言い訳して、いいように使われているわけです。

「人がいない!!」

という言葉に無理して仕事入っても

「ありがとう」なんて聞いたことはありません。(完全ブラックです)

 

どこに行くのか、誰と働くのか、どなたの結婚式なのか、どんな着物をどなたにお着せするのか、何時に仕上げるのか???

 

そんな情報は全く知らされず現場に向かいます。

 

どの人が同僚で、どの人が会場のスタッフで、どの人がお客様で、どの方が新郎新婦なのか?全くわかりません。

「知らなくていいこと」

なんでしょうね。

 

「トイレはどこですか?」

本当は「知りません」と答えたいところです。

 

「今日の結婚式は何件ですか?」

「この建物なん年くらいたっているのかしら?」

「お料理が有名なのよね」

などとお客様に話しかけられても

「わからないんです」

さっき初めてきたところですから。(なんて絶対口にできません)

ニコッと笑って、話を合わせるのも接客技術です。

 

その30分後には別の式場でどこのどなたともわからない方に留袖を着せているというのがこの仕事の現状です。

 

でもね、クレームが来るんですよ。

こんないい加減な働かせ方していたら当然とも言えます。

そのクレームは「私たち」の責任になります。

 

着物に口紅がついた。

帯が破れた。

帯締めが壊れた。

お客様のストールが行方不明。

着物が取り違えられて、他の方に着せてしまった。

着崩れた。

時間に遅れた。(お客様の到着が遅れることはよくあります)

着物にシミが。

態度が悪い。

帯の柄がでていない。

紋付の羽織の総に紙が巻いてあった。(写真撮っちゃった〜)

 

仕事前に暗くなってきたので、この続きはまた後ほど。

今日は新郎新婦のお支度に参ります。仕事着は全身黒づくめです。

祝福できる私でありたいです。