起業相談。 新たな事業の2回目の相談
おはようございます 紅です
先日から取り組んできた「一人会議」の成果発表の場となる「起業相談」の報告です。
何度でも無料で相談に乗ってくれる「起業応援相談所」にお世話になってます。
相談員(専門家)が10名ほどいて情報共有されているので、いつ行ってもいろんな方のご意見を伺えるというシステム。
気づけばもう3ヶ月ほどお世話になってる。
3ヶ月前に出会った相談員が、私の営業ツールを気に入ってくれ「事業も面白い」ってことで、事業計画書を2本書いて「起業家支援貸付」「起業販路拡大支援」に応募した。
・・・・結果、両方とも不採択。
支援事業に応募するために変更を加えて「私の事業」が「他人の事業」になりかかっているのに気づいたのがひと月前くらい。
枠にはめようとしてコアが見えなくなっていたのだ。
他者の意見を聞こうと、飲み友達の「小槌氏」にお願いして事業計画をみてもらった。
1ページ目で
「読みたくない」
って言われてしまった。
正直な意見を聞かせてくれて感謝。
だけど暗い海へ突き落とされたような・・・気分で過ごす日々。
迷いつつ再び起業相談へ。
「事業が私らしくなくなっちゃったんです」
初めて会う女性の相談員Kさんはバッサバッサと枝葉を斬り払ってくれた。
「おっちゃん達より頼りになりそう!」
ちょっと何かをつかめそうと帰宅して「一人会議」を始めることに。
その後、Kさんを指名して再び「起業相談」の予約を入れた。
それが昨日の「新たな事業の2回目の相談」
「随分と(事業内容が)変わりました」
「ターゲットも変わりました」
「強みは?・・・生かせそうね」
「ターゲットは?・・・」
「市場は?・・・」
と矢継ぎ早にチェックが入る。
「魅力的な商品」
を具体的にしてくるという宿題が。
売り出す手段のヒントももらい、初めて事業の道筋が見えてきた。
起業の本は多々あるし、起業の支援セミナーや塾、コンサルも数多ある。
本も随分読んだし、セミナーも10年以上前に参加した「女性起業塾」を皮切りにいろんなところに行ってみた。
半年ほどの講座が100万円という人気コンサルと言われるような人たちの「集客セミナー」にも複数行ってみた。
(集客セミナーは¥3000くらいで参加できる。)
実際会ってみると「ハリボテ」だってことがわかる人たち。
でも、集客はうまい。(マインドコントロールだと思う。)
人は集まる。砂糖に集まる蟻のように・・・
この人たちは「錬金術」を駆使する人たちで事業家ではないということに気づいた。
違う、違う!
私が望むお客さんとの関係は違うんです!
そもそもなぜ起業を志したかといえば、10年以上前のこと。
将来に迷っていた私は本屋で一冊の本と出会う。
『20円で世界をつなぐ仕事』
というタイトルだった。(と思う)
著者の小暮真久氏はTFTという社会支援事業を立ち上げたばかりだった。
http://jp.tablefor2.org/aboutus/message.html
初めて目にした「社会起業家」という言葉に
「私のやりたいこと」
だと感じた。
立ち読みで一気に読破して帰宅した。
今思うと、私にとって情報が「物語」となる数少ない出会いの一つになった。
「社会課題を解決する事業を興して、自分を養う。」
という目標は定まった。