紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

私だって溺れる前に助かりたい

こんばんわ 紅です

 

思ったよりはできなかったけど縫い物をした。

袷の縱妻と絽の背縫いしかしていない。

縱妻(たてづま)は厄介で、こんな難しいやり方している人

そんなにいないんじゃないかと思う。

何度かつまづいて(洒落よ〜)クリア。

 

私の先生は、昔の料理場タイプの教え方。

「見て盗みなさい」

「教えたってわからないでしょ」

さすがに手は出ないけど舌鋒鋭い。

 

私は手仕事はあんまり好きではないから和裁士になる気はなかった。

曲がりなりにも袷が縫えるようになったのだから感謝。

 

 

 

このブログを書き始めたのは起業につまづいて(また洒落?)

自分自身を見直したかったから。

 

生活のために働かなきゃいけなくなって、

働くなら

社会起業家になりたいと思った。

 

「社会課題を事業で解決する」

お金を受け取らないボランティアでも、利益を追求する株式会社でもない。

人に喜んでもらってきちんと稼ぐ。

 

私が気になる社会課題は片親家庭。

といっても実際に何か援助をしようというのではなく予防。

 

「今溺れている人を助ける」

だけがソーシャルビジネスではないと思うんだけど、コンペのメンターに

「あんたは営利目的で開業しなはれ」

と斬り捨てられたこともある。

 

行政はもちろん

「溺れないと助けない」

片親世帯に予算をつければ社会課題が解決するんだろうか?

といつも考えていた。

 

片親にならない方法を考えて対策を立てれば・・・

税金使うこともなくなるし、幸せな家庭が、幸せな子どもが増える。

 

こんなことを言うと周りの人は引いてしまう。

 

 

着物の仕事がきっかけで婚礼現場で仕事をして、

人生最高の瞬間のカップル

を見てきた。

 

そこで働く人たちが誰も祝福しないのも見てきた。

伝統技術を身につけてプライドを持って働いている高齢のお姉さんたちが駒のように扱われて搾取されるのも見てきた。

 

実は、私はカップルセラピストもやっていて

人生最悪になってしまったカップルも見ている。

 

あの人生最高だった頃に、ちょっとしたスキルを学んでいたら。

困った時に相談できる人がいたら。

 

でも、この社会課題の解決は総スカン!

「余計なお世話」なんですと。

 

みんな困っていても歯を食いしばって他人に気づかれないようにしている。

そりゃいいのよ。

あなたは。

だけどトリプルワークして疲れ果てた片親に育てられ、

 食事に事欠いている子どもが6人に一人いるというのが日本の現実だそうだ。

(子どもの欠食は片親世帯だけではなく、ネグレクトや両親ともいないなど理由は様々とは思うが)

 

家庭関係、夫婦関係よくしたほうが世の中幸せよね。

本気でそう思っていた。

 

でも行き詰ってしまった。

 

楽しくなければ誰も寄ってこない。

 

ひとりぼっちになってしまったような気持ちの日が続いた。

 

それでブログを始めた。

 

 

ターゲットを外国の人にしてみたら支援者が現れた。

 

具体的な仕事を書けず心苦しいけど未発表の事業は漏らすと価値がなくなるのです。

年内には発表できると思うので、これに懲りずによろしくお願いします。

 

 

 

 

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