紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

クレーム対応

おはようございます

紅です。

 

怒涛の週末を経て、気持ちはちょっと緩んで、体は疲れたっていう朝です。

 

昨日は、結婚式場の仕事に。(私の事業ではない)

帰って一息いれた途端、クレームがきた。

 

20時頃。

 

午後からの式のお客様からクレームで担当者がまだ帰宅できない。

事情を知っているか、その場にいた者への問い合わせ。

 

披露宴は18時くらいに終わっているはずで、片付けなど考えたら19時くらいには仕事あがれるはず。

式場によってシステムは違うので幅はあるけど、お客様(新郎新婦)がご友人と写真を撮ったり歓談したり、お食事が延びたりして終了時間が遅くなることもある。

以前仕事終わりが終電間近になったことがありびっくりした。

(お客様がなかなか帰ってくれなかった)

結婚式の一日の余韻に浸りたい気持ちはわかるけど。

 

式場としてはお客様にはいい顔したいし、スタッフの人件費を削りたいっていうはざまでイライラしている。接客業として、大切な日を演出する側として覚悟が足りないなあといつも感じる。

 

目の前のお二人の幸せ(わがままでなく)を願えない方にはこの仕事やってほしくはない。

 

この日のクレームは、私が着付けをしたお客様の衣装に関する連絡不行き届きが問題。(現在進行形)詳しくは言えないが。

 

着付けの技術がが問題なのでなく、お客様が要望を事前に伝えて下さらなかったことで、おわってしまってから「希望と違かった」ということらしい。

 

つまり、食べ物に対するアレルギーがあるのに、それを伝えずに食事をしたレストランに食べた後でクレームをつけるみたいな感じ。

 

幸い、食物アレルギーと違って、命に関わるようなことではないけど。

「自分が知っているのだから、人も知っているはず」

と、思い込んで生きている方結構多いと思う。

 

今朝はブライダル派遣の社長の事情聴取。

 

この事後処理に関わる時間、私たちはノーギャラで付き合わされる。

電話代すら出ない。以前働いていた会社では、クレーム対応に何度も出社し会議。

お客様の元に謝りに行き時間も交通費も費やしたがその分の支払いはなかった。

 

長年、会社に尽くしている日本人の良かれ精神のようなものが裏目に出た結果の業界の慣習だと思う。

そろそろ変えよう。

お姉さん達もうんざりしている。

裸の王様は経営者だけ。

 

人の振り見て・・・そう、学びにさせてもらいたい。