紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

イベントとガールズトーク

こんばんわ 紅です。

今日は久しぶりに友人が来てくれて、二人でお出かけしました。

9月に入りましたがまたこの水色の絽の着物。水色の博多帯で参りました。

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日本にコーヒー文化を根付かせた、昔は喫茶店だったという古い家の中を見せていただけるというイベントでした。

もうすぐ取り壊しになるそうです。

行列ができ、すごく混んでいました。

「人はなんでこんなところに集まるんだろう?」

と、いつも集客に苦しんでいる私は疑問を抱きました。

「取り壊し」「最後」がキーワード?

 

一人で行く予定だったのですが、たまたまタイミングがよくて。

私よりだいぶお姉さんですが、20年一緒にボランティアをやってきた仲間です。

 

いつもは聞き役に回ることが多いのですが、今日は一人会議の話をしたくて、いっぱいいっぱい聞いてもらいました。

信頼できるお姉様です。

 

ただ、少し前に営業を始めようと思っていた事業の話をした時に

「それは売れないと思う」

って言われました。

 

私って、いい人たちに恵まれているなあ・・・

正直な人ばかりだ。

 

でもきつい。

 

確かに私もそう思っているから迷走しているのですが。

 

昨夜思いついた「事業案」を打ち明けると

「売れるかも」

という返事。

 

やっぱり近づいている?

 

時々、私が死んでも誰も悲しむ人はいないって思う日もある。

別に異存はないんだけど。

でも、心配して会いに来てくれる人もいるんだなって思うと嬉しい。

 

私はこの人たちに恩返しができるのだろうか・・・

 

昔、カウンセリングを学んでいた時に教えを受けた方が私に対人援助の極意を教えてくれました。

 

講義ではなく。

 

とてもとても大変なことに出会った時に、ちょこっと話を聞いてもらいました。

 

その翌週、再びお会いした時に

「どうですか?」

と尋ねてくれました。

 

その一言がとても嬉しかったのを覚えています。

「心配してくれる人がいるんだ」

 

それから、対人援助の場面でいつも思い起こします。

「あなたのことを心配している私がここにいますよ」

というメッセージを伝え続けようと。

 

私の気持ちに従って会いに行くんだと。

あなたが心配だから。