紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

今日は千客万来の日だったのだろうか?

こんばんわ 紅です

先客万来という日がたまにあります。

 

終わってみれば、今日はその日かも・・・

 

振袖の丸洗いと染み抜きを依頼してくれた若いママ。

すでに訪問着も着れるようになって。

たま〜に、子育ての合間に着付けレッスンに来てくれる。

着物の相談やお手入れにも乗ってきた。

長襦袢も持参してくれて、「半衿付け」を頼まれる。

 

その後、留袖の染み抜きやら金彩をさせていただいたお客様のところへ・・

届けに行く。

基本的にはうちに来てもらう方が多いのだけど、いつも出張着付けに伺うのでなんだかお届けがスタンダード。

実は仕上がった加工が私はちょっと気に入らなかった。

悉皆屋さんにもごねた。

 

すんなりオーケーが出た。

そんなもんなのか・・・?

「安心できる」

ってお褒めの言葉をいただいた。

 

その後、今朝、「仕立てを頼みたい」と言われた方が夕方に来てくれた。

振袖というからまさか来春じゃあないよね〜

 

話を伺うと、2018年だそうだ。

お母様が着た振袖を、お嬢さん用に仕立てなおしたいという依頼。

春までに仕立てられたら、桜の下で前撮りしたいと。

思わず営業をかける。

 

実現したら嬉しい。

その方にも

「こちらに預けたら安心」

と言われた。

 

そうなんだ。

やっぱりこの店は続いた方がいいんだな・・・

頑張れるかな。

 

お母様が娘に振袖を着せようとレッスンに来ている方もいる。

 

そんな方々が交錯する一日。

 

仕事をしていると、

なんもない日が多々続く。

でも、こんな風な、千客万来の一日も時々ある。

 

だから楽しい。

でも、経営はなかなか苦しい。