紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

手放すことは辛いけど、必要なんだろう

こんばんわ 紅です

部屋を片付け始めました。

 

今の家に引っ越して何年になるんだろう・・・

10年は軽く超えている。

 

荷物の重さに、身動きが取れないまま今日まで来てしまった。

 

絶対いらないものが部屋にある。

それを外に出してみた。

運べるものは一人で運んだ。

壊れた家電、すでにないベットの背板・・・

 

持ち主にさえ捨てられたもの。

それを捨てられない私がいた。

 

「病気だったんだ」

自分でよくわかった。

憑き物が落ちたんだろう・・・

そんな気がした。

 

家族のものはなかなか・・・

許可をとらないといけないんだろう。

尋ねても「のらりくらり」

 

でも、すぐにでも捨てたい。

 

隠れ肥満という言葉がある。

私の場合は隠れゴミ屋敷。

人が来るところはまあまあ片付いている。

人が見ない場所は不用品だらけ。

 

どうしてこんなことになったんだろう・・・

 

思い返せば、私の人生は自分で選び取ったものではなかった。

家族に振り回されて、ちょうど砲丸投げの玉のように。

ビュンビュン振り回されて、放り投げられて落ちたところで

「アイタタタ・・・」

と腰をさすっている間に10年が過ぎていた。

そんな感じ。

 

そろそろ痛みも引いてきた。

自分の足で立つためには、ものを捨てることが必要なんだと本当によく理解できた。

 

年の暮れの効用なのだろう。

 

新しい年を迎えるために。

 

昨日水漏れしていたシャワーのホースも、明るいところで取り替えたので多分今夜は大丈夫。

 

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