紅の平成 ☆ きもの暮らし

特別じゃないふだんの着物とキモノにまつわるあれこれ

着物の直しに20時間

おはようございます

紅です

 

昨日は一日縫い物をしました。

 

先月売った単の着物の身幅が広いとクレームがきた。

ずいぶん前に縫ったもので

「買ってくれるなら」

と、反物代より安く買ってもらった。

 

買ってもらうときは試着もしてもらった。

 

数週間後に

「私の着姿と違うから、直して」

 

 

着物を縫ったことのない人にはわからないと思うんだけど、

直しって大変なんだ。

 

和裁を始めたときに、直しの着物を頼まれて、先生に見せたときに

 

「新品を縫うより直しの方が大変なのよ」

と怒られた。

 

確かに、着物のことがわかっていないと直しはできない。

そして綺麗に仕上がらない。

 

自分の売ったものが

「気にいらない」

と言われるのは面目ないし、申し訳ない。

 

直しには結局、20時間かかった。

 

料金は貰わない。

 

でも、今後はこんなことがないように売るときに

きちんとお伝えしなければいけないな

っと思う。

 

反省ついでに、いろんなことを考えて見る。

 

 

一緒に仕事を始めたはずの、スタッフからはギャラの額を決めるための返事がこないまま。

先日電話でじゅうじゅうお願いしたはずなのに。

値決めができず、営業が開始できない。

 

私はいつもこんな感じで待たされる。

 

「あなたの言い方が、返事したくなくなるんじゃないの」

って他のスタッフにチクリと言われる。

 

 

そうかもしれない。

 

でも、

「だって仕事でしょう」

返事するのは当たり前じゃない。

当たり前って思う私が悪いのか?

 

「やっていただいている」

「おかげさまで」

感謝の気持ちが足りないってことなんだろう。

 

そう、きっと感謝できるようになれば仕事はうまく運んでいくのだろう。

でも、今の私にはできない。

 

 

「嫌な人とは仕事しない方がいいよ」

そう言ってくれる人もいる。

 

が、そうすっぱりとも行かない。

 

この迷いがいけないんだろう。

 

先月、一緒に仕事してくれるといった、カメラマンはなしのつぶてだし。

 

私って、そんなに人から軽んじられる存在なのかと思うと悲しくなる。

 

単に、いい加減な奴が多いだけなのか・・・?